すでに一昨日になりますが、キングオブコントの話。

応援していた「さらば青春の光」は残念ながら初戦で敗退してしまいました。「バンビーノ」のインパクトに呑まれたのもあって、例年ほど弾けきれず。でも「原告もおっさん!、被告もおっさん!、それを裁くのもおっさん!」のフレーズは良かった(ほとんど裁判って、そうなんですけどねw。)。それに、森田さんが演じるおっさんの破壊力は相変わらずだったので、来年も決勝に出てこれるはず。所属事務所は、二人が社長・副社長の株式会社森東。来年こそは、史上初のフリー芸人の優勝を見てみたいものです。

優勝した「シソンヌ」は、独自のシチュエーションに引き込む演技力が圧倒的でした。ただ、笑いの取り方はあるあるネタなので、一つ一つは弱かった。芸人受けがいいのは、自分たちに無いものを持っているからでしょう。毎年思うことですが、芸人採点方式だと「ラバーガール」みたいな、平均点を常に打ち続けられて、なんとなく真似できそうなコンビは不利だと思います。「犬の心」みたいに、途中からの設定展開があれば別なんですが。

一番好きなコントだったのは、文句なく「巨匠」。パチンコ玉を競馬新聞でくるんで、下層のおっさんを作るという設定だけで面白い。えづらの雑さもかなりツボでした。どうせ負けるのにパチンコ屋に先頭で並んでいるおっさん。ただ心臓が動いているだけのおっさん。そして、目がマットブラックになっているおっさん。いや、わかるw。
世界観が秀逸で、全体に無駄な言葉もなくて久々に衝撃を受けた感じ。シソンヌに負けたのは、パチンコネタで被ったという順番のせいもある。もし逆なら、初戦突破していた可能性は高いと思いました。

あと、今年から変わった1対1の対戦ってどうなんでしょうかね。レベルが高かった今年こそ、全員のネタを2回ずつ見たかったなぁ。

さてさて、このブログは「けいば手帖」だから、競馬の話を。

と思ったのですが、今日は長くなったので、また明日。秋華賞の有力馬前走チェックをしていく予定です。昨日書いた通り、1番人気のヌーヴォレコルトは外せないところでしょうが、相手として侮れないのが、1頭います。それはレッドリヴェール!、、ではなく、
この馬⇒
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前走の伸び脚はフロックではない。春から大きく成長していることをうかがわせていて、今回また内目の枠を引ければ、一瞬の脚を活かして伸びてこれるでしょう。