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競馬ブログ3年目。2016年も、去年好評だった人気馬の弱点をとりあげる「買ってはいけない」、人気薄馬の買いどころを探る「切ってはいけない」は続ける予定。また今年は馬券の種類を問わず、いろいろな買い方にチャレンジしていきます。どうぞお付き合いください。

2013 分析・検証

大掃除中に考える、2013東京大賞典 展望

12月27日の今日、仕事納めの方も多いのではないでしょうか。
うちの会社も本日最終日。大掃除、真っ只中です。

そんななかでの更新(笑)。

遅ればせながら、東京大賞典の出馬表はこちら。

枠 馬 馬名         性齢 斤量  騎手   調教師 
1  1 トウホクビジン 牝7   55.0     花本正三  笹野博司
2 2 カキツバタロイヤル 牡7   57.0 本田正重  函館一昭
3 3 プロディージュ 牡7   57.0 山田信大  高橋三郎
4 4 ワンダーアキュート 牡7   57.0 武豊    佐藤正雄
5 5 ホッコータルマエ 牡4   57.0 幸英明  西浦勝一
6 6 ニホンピロアワーズ 牡6   57.0 酒井学  大橋勇樹
7 7 ローマンレジェンド 牡5   57.0 岩田康誠  藤原英昭
7 8 ガンズオブナバロン 牡7   57.0 青柳正義  中川雅之
8 9 サトノプリンシパル 牡3   55.0 北村宏司  矢作芳人
8 10 プレティオラス 牡4   57.0 本橋孝太  森下淳平

今年は残念ながら、フルゲートそろわず10頭立て。
そして、コレは誰でも言うことですが、
JRA勢の古馬、実質4頭立てのレースと言って良いと思います。

馬券の組み立てとしては、
1着固定の3連単で流すような構成になりそう。
ほぼ単勝を当てるような感覚ですね。

そして、買い材料がそろっているのが、この馬→。
※ただあまりにも、“いかにも”、なところがちょっと不安。あとは、人気がどうなるかです。

大井の2000mはスタートから500mの直線が続くこともあり、
枠順の有利不利がないと言われるコース。
実力馬たちの純粋な力のぶつかりあいが見られるので、楽しみです。

では、午後も大掃除、がんばります!!

いいともへの感謝、名古屋グランプリの反省、兵庫ゴールドトロフィーへの展望

昨晩「笑っていいとも!ラストクリスマス特大号」を見てたら、
冒頭の説教コーナーで、タモリさんが珍しく競馬についてふれていました。

何でも、有馬記念、直線でオルフェーヴルが突き放していく姿に感動していたら、
ゴール前でアナウンサーが異常なまでに絶叫したため、台無しになってしまったとか。。。

内容はともかく、毎年楽しみにしていた「タモリ芸」の最後に、
競馬がとりあげられたことは、いちファンとしてとてもうれしかったです。
(今年は、ものまね紅白も例年以上に質が高く、なかでも日村さんの「戸田奈津子」、太田さんの「ビッグダディ」は秀逸でした!)


あと、昨日の名古屋グランプリ。もう、なんというか。。。
シビルウォーの地力の高さは十分知っているつもりなのですが。

昨年、一昨年とも、寒い時期は休ませていて、
冬は弱いイメージがあったのですが、、、強かったですね。
今回、三連系では人気していたし、
勝負するならココ!と思ってのことで、悔いはありません。

さあ、まだあと年内2戦残っています。明後日は、兵庫ゴールドトロフィー。

出馬表はこちら。

1 1 エプソムアーロン 牡9 51.0 下原理 高知 雑賀正光
2 2 タガノブリガデイロ 牡7 52.0 松浦政宏 兵庫 国沢利照

3 3 コスモワッチミー 牡5 52.0 赤岡修次 高知 田中守

4 4 ティアップワイルド 牡7 59.0 石橋脩 栗東 西浦勝一

5 5 デュラビリティ 牝5 51.0 平原透雄 兵庫 溝橋一秀

6 6 ダイショウジェット 牡10 57.0 柴山雄一 栗東 大根田裕

6 7 エーシントップ 牡3 57.0 酒井学 栗東 西園正都

7 8 ファイアーフロート 牡7 51.0 西川敏弘 高知 松木啓助

7 9 ファンドリノチカラ 牡6 51.0 川原正一 兵庫 雑賀伸一

8 10 ドリームバレンチノ 牡6 59.0 岩田康誠 栗東 加用正

8 11 ウルトラカイザー 牡5 52.0 田中学 北海道 林和弘

エーシントップの参戦がうれしいですね。レースセンスもあって、小回りも対応できるでしょう。
個人的にはここで躓いている場合ではないと思っています。
距離は1400がベストだと思いますが、勝ち方次第ではフェブラリーSでも足りるかもしれません。

また、この馬→にも注目。

前走は騎手の好騎乗もありましたが、初ダートでも十分対応できていました。

園田は地元の競馬場で、毎年年明けの新春賞には足を運んでいます。
今年は、兵庫ゴールドトロフィーも帰省が間に合いそうなので、暇だったら見に行こうかな。

オルフェーヴルはダービー以来の3枠に。(有馬記念枠順発表)

ついに、枠順発表。直前で残念なニュースはありましたが、枠順が発表されるといよいよ感が出てきます。
金曜日から、有馬記念特番もテレビやニコニコ生放送で目白押しですし、いそがしい週末になりそうです。

※ただ今年は月曜日が出勤日に。。。(有馬記念後にハメを外せないのと、阪神カップやファイナルSをリアルタイムで見られないのが至極残念。。。)


枠 馬   馬名        性齢 斤量     騎手    厩舎
1   
1
牡5   
57.0      
川田 池江



1 2
牡5 57.0 田辺 相沢



2 3
セ5 57.0 戸崎圭 平田



2 4
牡5 57.0 岩田 松永昌



3 5
牡5 57.0 横山典 安達



3 6
牡5 57.0 池添 池江



4 7
牡3 55.0 和田 南井



4 8
牡3 55.0 蛯名 池江



5 9
牡5 57.0 福永 藤沢和



5 10
牡5 57.0 ウィリアム 梅田智



6 11
牡4 57.0 武豊 村山



6 12
牡3 55.0 Mデムーロ 福島



7 13
牡6 57.0 ルメール 池江



7 14
牡4 57.0 ムーア 須貝



8 15
牡5 57.0 柴田善 二ノ宮



8 16
牡7 57.0 内田博 池江





馬込みに入れたいオルフェーヴルは後入れの偶数枠。理想的な馬番じゃないでしょうか。
ちなみに赤帽は実にダービー以来。6番は二度の凱旋門と同じ馬番。はたして、結果はどちらに(笑)。

ゴールドシップはおそらく後ろからなので、この枠も問題なし。
ダノンバラード、カレンミロティックあたりは先行しやすく、
中団から進むアドマイヤラクティもそこそこの枠に入って安堵。
先行したいナカヤマナイト、トーセンジョーダンあたりはちょっと苦しそうですね。

ただ、先週の競馬を見ていても、例年にくらべ外枠が決して不利ではないのもたしか。
むしろ、内枠から先行して抜け出した馬たちが、外枠からの追い込み馬に差されるシーンが目立ちます。
馬場は、昨日今日の雨でだいぶ湿っていることでしょうし、結論はやはり土曜の競馬を見てからが賢明ですね。

有馬記念 有力馬見解(後編)

それにしてもエイシンフラッシュ回避は、
レースの見どころ的にも馬券的にも本当に残念。
このまま登録抹消とのことで、引退式も中止だとか。
週末への盛り上がりが、少し冷めてしまった。

枠順も発表されたので、取り急ぎ、昨日の残りを。

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●ゴールドシップ  (牡4 57.0       須貝 尚介(栗東)

「競馬場一変で、重戦車のような末脚復活を期待」

内田→ムーアの乗り替りでどうなるかと騒がれているが、個人的には騎手よりも馬場に注目がいく。そして、今の中山の馬場は明らかにゴールシップ向き。先週の競馬をみていても、上がり最速決着はミッキーアイルの34.734秒台は唯一。そのほかほとんどが、36秒代で、ジャパンカップや京都大賞典のときのように33秒台遅くとも34秒前半の脚を使わなければ勝負にならない馬場とは、全く違う。ちなみに、昨年のこの馬の上がりタイムは34.9。条件がそろった今回は巻き返しても、全くおかしくない。

 

一般的に競走馬は、ダートと芝で得手・不得手がわかれるが、この馬にとってはタフ馬場・スピード馬場で違うという認識。この馬の本質は欧州の深い馬場向きという見解だし、来年の凱旋門賞挑戦のためにも、競馬の注目を次の世代へつなげるためにも、オルフェーヴルを負かすシーンが見てみたい。

 

●タマモベストプレイ  3  55.0  南井 克巳(栗東) 

 「頑張り屋だが、3歳馬の大将格がこの馬では。。。」

エピファネイア、キズナ、ロゴタイプのいない3歳世代の大将格はこの馬、というになるのだろうか。血統的に2歳時からクラシックへの距離不安をささやかれながら、フル出場。2ケタ着順にはならない頑張り屋だが、勝ち負けとなると今回も厳しいだろう。来年はマイルあたりで見てみたい。

 

●ダノンバラード 牡5  57.0  池江 泰寿(栗東) 

「レース上手、中山巧者は間違いなく、調子次第で台頭も。」

3強と目された宝塚記念で、見事に割って入って2着を確保。今年はAJCCを制しているように、ゴールドシップと同様、阪神・中山のタフな馬場に高い適性を持っている。正攻法の競馬ではかなわないが、他馬を見ながら自在に立ち回れるのは強みで、面白い1頭。あまり調子が芳しくないという情報もあるが、宝塚のような状態なら、あっと言わせるシーンもありえる。

 

●デスペラード  5   57.0   安達 昭夫(栗東) 

「前走レーススタイル一変。スタミナ勝負に持ち込みたい」

追い込み一手だった馬が、前走ステイヤーズSでは先行集団での正攻法の競馬。抜け出す脚は他馬とは全く違うものだった。芳醇なスタミナは現在のタフなコースで有利。横典の巧みな騎乗技術にも注目したい。とりあえず現時点では買い。

 

●トゥザグローリー             6        57.0       池江 泰寿(栗東) 

「冷え込みを味方に復活か。有馬得意な鞍上はプラス」

1昨年前の3着馬。ただ、前走見ている限りズブさが出てきている印象。得意な冬場で、さらに調子を上げていればいいが。ただ、ルメール騎乗は心強いファクター。まだ消してはいけない。

 

●トーセンジョーダン          7       57.0       池江 泰寿(栗東) 

「前走より人気しそうなのと、最近の鞍上が不安」

ジャングルポケット得意のジャパンカップで穴をあけたレースぶりは見事。あまりにも、うまくいったレースぶりで、今回人気なら消したい想いがあるが、AJCCやホープフルSも勝っており、下手ではない。調子もさらに上向きとのことで見限れないが、ただ最近ちぐはぐな競馬をしている鞍上が心配。

 

●ナカヤマナイト       牡5       57.0       二ノ宮 敬宇(美浦)

「忘れてはならない、もう1頭のステイゴールド。」

冠名通りの中山巧者。中山だと別馬のようにロスなく立ち回る姿が印象的で、このメンバーでオルフェーヴルやゴールドシップの行きっぷりが悪いようだと、すいすいと先行策から飛び出してくるイメージがわく。このコース得意なステイゴールド産駒として、絶好のねらい目。

 

●ルルーシュ              牡5       57.0       藤沢 和雄(美浦) 

「最後止まるクセが、今回も不安」

前走も、前々走も、展開に恵まれながら直線半ばで失速。スマートなレースぶりだが、勝負という点であと一歩足りない。今回も勝負所でどのような競馬をするかだが、いまの追い込み馬場バイアスはこの馬には不利。


●ヴェルデグリーン             5        57.0       相沢 (美浦)

「魅力あるが、意外と穴人気を集めそう。」

あのマツリダゴッホが勝ったときと同じローテーションで、穴人気を集めそう。もっともオールカマーの力強い伸びは印象的で、中山得意な田辺騎手の立ち回りにも魅力を感じる。人気次第だが一応抑えるつもり。

有馬記念 有力馬見解(前編)

そうなんですよね。ほんとに。紹介されたとたんに。。。。(笑)ま、僕のせいです!!

そして、今日もつい先ほど、ハッピースプリントにやられましたが、
めげずに、気合入れて予想します!!!

というわけで、せっかくの有馬記念ですので、各馬それぞれについて考えてみました。

●アドマイヤラクティ 5 57.0 梅田 智之(栗東) 


「パワー型で、東京→中山はプラス」

春の天皇賞では本命に抜擢しフェノーメノとの
2頭軸を買って、4着。ジャパンカップで対抗に推してジェンティルドンナとの2頭軸で、4着。今年のG1戦線で、(ともに)苦杯をなめてきた馬。

ジャパンカップはスローペースでの差し比べの中、惜しくも届かずだったが、本来は持続型のタイプで、苦手な瞬発力勝負となった中での健闘は評価できる。中山替わりはプラスなはずで、この馬のしぶとさが活きれば、今度こそ馬券圏内に届くだろう。

 

●ウインバリアシオン 5  57.0 松永 昌博(栗東)


「出走には賛否両論も、個人的にはうれしい」


屈腱炎明けのため金鯱賞の後に急いで使うことに賛否はあるが、個人的にはオルフェーヴルの引退レースに出てくれることは素直にうれしい。振り返れば、青葉賞の馬群を縫うような勝ちっぷりからダービーでも絶対来ると思い、オルフェーヴルとの2頭軸の相手に推した馬。ダービー前日、飲み会の流れで入った市ヶ谷の居酒屋で酔い、競馬好きだという店長に熱弁をふるっていたのが懐かしい。(それ以来一度も行ってないが、まだあるかなあ。。。)


ダービーから菊花賞まで、オルフェーヴルの後塵を拝しながらも、オペラオーとドトウのように仲良くワンツーを決めてきた。儲けさせてもらった思い出とともに、勝負の馬券とは別に、こっそりと馬連・馬単の記念馬券を買っておきたい。

もっとも、追い込みが効く今の中山の馬場バイアスは、かなりこの馬に味方するはず。最後の最後まで脚を貯めれば、大外一気に差し込んでくることも十分可能だ。

  

●エイシンフラッシュ 6  57.0  藤原 英昭(栗東) ※有馬記念回避を発表(12/19 11:00追記)


「切れ味勝負の馬だけに、今の馬場は不向きかも」

オルフェーヴルとともに、その前年のダービー馬もいよいよラストラン。大きなけがもなく、6歳までGⅠの常連としてコンスタントに活躍。ドバイや香港にも遠征し、GⅠ2勝ながら75千万も稼いだ、無事是名馬に挙げられる1頭になった。

もちろん、今回も有力馬の一頭。ただ一瞬の切れ味を活かすタイプだけに、脚の使いどころが難しい。そのため、天皇賞を勝たせたデムーロを背に出られることは心強い(思えば去年は突然の三浦への乗り替りだった)。最後まで善戦、そして無事を期待したい。


●オルフェーヴル 牡
557.0 池江 泰寿(栗東)

「いよいよラストラン!最後もハプニングは起きるか!?」

2年半の間、日本競馬界をけん引してきた三冠馬がついにターフを去る。どこからでも、どこまでも、突き抜ける脚を披露した3歳。大逸走→謎の大敗→無事復活の4歳春。大偉業目前で、前代未聞の差し替えしあった秋。今年は惜しいシーンもなく敗れてしまったが、凱旋門賞に2年連続で挑戦し、震災以降の日本の競馬を盛り上げてきた功績は大きい。まだ5歳。来年も十分走れるだろうが、故障ではなく無事引退し血をつなげてくれることに、安堵と期待を感じる。


普通どおりに走ればまず馬券圏内は外さないだろうが、ただ唯一の不安は鞍上。乗り替わったスミヨン騎手は「問題ない気性」といった馬が、池添騎手だと振り回されたり、落とされたり、制御が効かなかったりで散々。よっぽど相性が合わないのか、それとも。。。。とにかく、この馬のドラマ性に良い悪い両方の意味で一役買ってきた。最後ついにまさかの、ノーリーズン(スタート直後に落馬)ありえるかも(笑)。


●カレンミロティック せん557.0 平田 (栗東)


「真面目なタイプで相手なり、穴に一考」


13戦の中、12戦で3着以内という孝行馬。一気の相手強化は否めないが、レース巧者で相手なりに走れるタイプ。中山の馬場も合いそうで、現時点では消せない。

プロフィール

手帖主

中学1年のときに友人に借りたダビスタⅢをきっかけに、競馬の楽しさを知る。

はじめて好きになった馬はマヤノトップガン。97年の天皇賞・春は今でも唯一無二のベストレースだが、当日に中学3年時の文化祭があり、生で見られなかったのが今でも悔やみきれない。

高校1年のとき、サイレンススズカの悲劇を境に一旦競馬との距離を置こうと思うも、グラスワンダーの復活劇に魅せられ再び夢中になる。

その後も地元の関学に通いながら仁川で競馬を見続け、大学卒業後は上京して今は府中が主戦場。

某広告代理店で働くかたわら、このブログを運営中。

間もなく、リニューアルしてより充実の内容でお届けしたいと思っています。

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