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競馬ブログ3年目。2016年も、去年好評だった人気馬の弱点をとりあげる「買ってはいけない」、人気薄馬の買いどころを探る「切ってはいけない」は続ける予定。また今年は馬券の種類を問わず、いろいろな買い方にチャレンジしていきます。どうぞお付き合いください。

2013 重賞予想

オルフェーヴルの長めの話と、2013東京大賞典の短めの予想

●オルフェーヴル ドキュメンタリー感想

関西競馬ファンの年末のお楽しみ。毎年その年のG1レースを振り返る
「さんま・清の夢競馬」が終了してから2年。
去年はその延長線上の番組でしたが、今年は思い切って内容を変更。
オルフェーヴルの軌跡をまとめたドキュメンタリーでした。

やっぱり関西テレビのまとめ方はすごく良い!

フジテレビのスポーツ風(すぽると!風)演出ではなく、
レース後の池添騎手と池江調教師の会話や
インタビューを多く取り上げていて、
馬と人、人と人との関係が丁寧に描かれていました。

“競馬”というものを真摯に伝えようという姿勢が
感じられる、関西テレビ クオリティー。永久保存版ですね。

あと、改めてオルフェーヴルの全レースを見てみると、
3冠達成というのは、この馬にとっては序章に過ぎなかったのだなと。

2012阪神大賞典の逸走、2012凱旋門賞惜敗、
2013有馬記念の圧勝など、思い出深いシーンは
古馬になってからのほうが多く、
本当に5歳まで現役を続けてくれたことに感謝です。


●東京大賞典 予想

さて、本日は、今年最後のG1レース 東京大賞典が行われます。

正直予想といっても、JRA勢の古馬4頭以外に印が回せません(笑)。

そして、当初ニホンピロアワーズがたたき二戦目で絶好のねらい目だと考えていたのですが、思ったより陣営のコメントに自信が感じられず、「変わるんじゃないですか。」くらいのトーン。

ならば、調教良化したこの馬→を本命にします。他馬にくらべ、ここで賞金を加算しなければ次走以降、交流重賞での出走が厳しい状況。ゴールドシップばりの気分屋で、ジャパンカップダートも他の馬に囲まれてやる気をなくしたことが敗因。今回は少頭数で、他馬の影響を受けにくくなり、状況も好転します。有馬記念、兵庫ゴールドトロフィーと、復調が感じられる鞍上も頼もしい。人気を考えると、この馬が食い込まなければ、今年は、馬券になりませんしね!

距離延長歓迎のホッコータルマエがやはり対抗。ニホンピロアワーズ、ワンダーアキュートは3番手まで。


○ホッコータルマエ
▲ニホンピロアワーズ
△ワンダーアキュート

●買い目
3連単フォーメーション
5,7⇔5,7→4,6
4点1000円

1,2着は固いも、3着争いに妙味。(2013 兵庫ゴールドトロフィー 予想)

お正月休みが無事スタート。
今年は暦上9連休となり、のんびりとした年末を過ごせそうです。

そして、無事帰省しましたが、
なんと、ノートパソコンの電源コードを忘れてしまうという大失態・・・

電源残り20分というリミットの中、この記事を書いてます(汗)。

●兵庫ゴールドトロフィー 結論

普通に走れば、人気でもエーシントップが強いだろう。
3歳馬ということで、斤量57kgで出られるのも有利。
来年以降のダート戦線を盛り上げる意味でもここは、圧勝してほしい。


ドリームバレンチノは、前走JBCスプリントを
初ダートでありながら、内をつく器用な競馬で2着。
血統的にもダートはむしろ歓迎の部類で、
芝では、高松宮記念でロードカナロアに肉迫した実力からも、
このメンバーでは下手な競馬はできない。
59kgの克服が課題だが、
エーシントップの芝でのキャリアと実績から考えれば逆転も考えられる。

やはり、この2頭での上位争いになることはほぼ間違いない。

ただ、3着以降だと話は別。
JRAの残り2頭。、ティアップワイルド、ダイショウジェットは近走、
ふがいない競馬が続いている。
そこに加えティアップワイルドは59キロの斤量、
ダイショウジェットは10歳という高齢でさすがにしんどいか。

今回ばかりは、地方馬に足元をすくわれる可能性もある。

そこで抑えたいのが、この馬→
三連単・三連複(競馬) ブログランキングへ

地方馬ながら、半兄にはアスカクリチャンがいる血統。
ダートでは3着以内をはずしたことがない実績からも
相手なりに走れる気性で、今回52kgという斤量面からもここはチャンス。


◎ドリームバレンチノ
○エーシントップ

△ティアップワイルド
△ダイショウジェット

●買い目
3連単フォーメーション
7,10⇔7,10→11
2点1000円

7,10⇔7,10→4,6
4点500円

では電源ケーブルを買いに、EDION(←関西ならでは)行ってきます。。。

ナイスミーチュー、G1で揉まれた経験が活きる(名古屋グランプリ予想)

ついに、2013年の中央競馬開催は、終わってしまいました。

ただ、“2013年の競馬”が、終わったわけではありません。

本日は名古屋グランプリ、28日(土)には兵庫ゴールドトロフィー、
29日(日)には東京大賞典と、年末まで交流重賞が開催されます。 

地方競馬、とくに交流重賞は荒れないレースがほとんど。
ふだんは中穴党ですが、交流重賞では2点~3点に絞り込んで勝負しています。

この3日間のうち一つは、JBCのときのように、ズバッと当てたいですね。


●結論
本命は、ナイスミーチュー。シリウスステークスが昨年勝利&今年2着、今年仁川Sで勝利。と、阪神2000mで良績を残すように、スタミナ豊富な馬。前走ジャパンカップダートは惨敗も、ゆっくり行きたいこの馬には合わないペースだった。むしろレベルの高いメンバーにもまれた後、じっくり競馬ができる2500mに出走する今回は、絶好のねらい目。豪快な競馬が持ち味で小回りコースはマイナスも、このメンバーなら馬券圏内は外さないでしょう。

トウショウフリークの前走はつつかれながらも、きっちりと人気に応え逃げ切り勝ち。今回も、逃げの巧い武豊を背に、このメンバーなら圧勝もありえる。ただ、同型のサイモンロードの動きが気になる。無理に先手を取られた場合、もろい面もあるのでそこだけが心配。

ランフォルセは、前走久々の勝利。この馬も2000m以上なら馬券圏内にきており、スタミナの裏付けあり。今回のメンバーならふつうに勝ち負け。

エーシンモアオバーは、去年の勝ち馬ですが無理に逃げなくてもいいのが魅力。相手をみながら進めるので、昨年のような競馬なら、勝ち負けの可能性も十分。


◎ナイスミーチュー
○トウショウフリーク
▲ランフォルセ
☆エーシンモアオバー

消し馬は→
三連単・三連複(競馬) ブログランキングへ(馬名をブログ紹介欄にて掲載しています。現在18位くらいです。)
※ブログランキングに参加しました。お手数ですが、ご協力お願いします。


●買い目
3連複1頭軸
1-3,7,11
3点1000円ずつ

3連単フォーメーション※トウショウフリークの逃げ残りの可能性に賭ける。
3→1→7,11
2点500円ずつ


※13:00追記。地方競馬もIPATで買えるようになりました。
現在はスマートフォン用ページもあり、
さらに買いやすくなりましたので、念のためお伝えしておきます。
(別にJRAの回し者ではありませんが、ご存じない方のために。おせっかいで、すいません。)

【間違えて削除してしまったので再掲】レース巧者&冬馬、ガルボ昨年の実現へ!(阪神カップ予想)

ついに2013中央開催ラストデイ。
有馬記念の後にも開催があるのは単純にうれしいのですが、
本日は出勤日(笑)。

リアルタイムでの観戦はできないので、なんとも煮え切らない一日になりそうです。

阪神芝1400m 過去2年間データ
●枠番
-----------------------------------------------
枠番  着別度数             勝率  連対率 複勝率
-----------------------------------------------
1枠   6- 10-  8- 93/117    5.1%  13.7%  20.5%
2枠   9-  8-  7- 99/123    7.3%  13.8%  19.5%
3枠   6-  6- 12-104/128    4.7%   9.4%  18.8%
4枠   9- 13- 11-101/134    6.7%  16.4%  24.6%
5枠   8- 11-  8-113/140    5.7%  13.6%  19.3%
6枠   6- 10- 10-118/144    4.2%  11.1%  18.1%
7枠  12- 11- 10-137/170    7.1%  13.5%  19.4%
8枠  19-  6- 10-141/176   10.8%  14.2%  19.9%

-----------------------------------------------

複勝率では全体にバラけていて、内枠よりは若干ですが外が有利という結果に。
ただ、勝ちきるなら外枠。8枠の勝率が1枠のそれに倍以上となっているのは、
内が詰まりやすいこのコース形態を如実に表しています。


●血統
-----------------------------------------------------
種牡馬             着別度数     勝率 連対率 複勝率
-----------------------------------------------------
タニノギムレット    6- 4- 2-20/32 18.8% 31.3% 37.5%
アグネスタキオン    5- 2- 1-28/36 13.9% 19.4% 22.2%
ネオユニヴァース    5- 1- 3-22/31 16.1% 19.4% 29.0%
アドマイヤムーン    4- 5- 2-27/38 10.5% 23.7% 28.9%
シンボリクリスエス  4- 1- 2-26/33 12.1% 15.2% 21.2%
ダイワメジャー      3- 6- 3-24/36  8.3% 25.0% 33.3%

すべての面においてタニノギムレットが抜きんでています。
今回の出走馬の中ではラトルスネーク1頭。
ただ最内枠に入ったことは、先ほどデータで取り上げたようにマイナスですね。

ダイワメジャーは勝率こそ劣るとはいえ、複勝率では優秀な成績。
今回はダイワマジョーレ、エピセアローム、コパノリチャードと3頭そろいました。
データ上では、この中の1頭は3着以内に来る計算になりますね。


●結論

本命はガルボ。去年も本命にして14番人気で見事2着に来てくれた馬。今年も富士S→マイルチャンピオンシップ→阪神カップと、同様のローテーション。この時期に調子を上げる冬馬であることはよく知られているが、厩舎コメントや調教から、今回も今季一番のデキとのことで、穴で一発逆転を狙ってみたい。レースセンスもよく阪神1400での立ち回りも上手。中団前あたりから逃げ馬を視野に入れながら、直線抜け出してくる。

対抗にはマジンプロスパー、阪神カップと同じ阪神1400mの阪急杯ではもはや世界一にもなったロードカナロアの差のない2着。京都よりも阪神向きで荒れ馬場も歓迎のタイプ。今回も順当に(笑)、外枠をひきあてレースもしやすい。前走の雪辱を晴らす絶好のチャンス。

近走不振で、急に人気を落としたサダムパテックが三番手。オルフェーヴルの皐月賞2着、去年はマイルチャンピオンを制した実績馬としては、明らかに不当な扱い。意外と阪神は走っておらず、鳴尾記念以来2回目の出走だが、実力通り走ればアタマもある。

穴に推したいのはリアルインパクト。たまに馬券圏内に走っては惨敗が続く、なんともつかみどころのない馬だが、今回は距離短縮と鞍上強化に期待。距離は、アイルラヴァゲインの下ということで1400mの方が合うタイプ。同距離は、2年前の阪神カップ以来だが、あのときは1番人気で直線前が開かない不利を受けているのでノーカウントでいい。ムーア騎手の追いも今の阪神馬場では心強い。ただ、関西への遠征成績がからっきしダメなのが唯一の不安ではある。

あとは、安定して走るダイワマッジョーレ、前走不利受けたザッハトルテ、3連覇を狙うサンカルロ、復活の年となった鞍上のエピセアロームまで抑える。

◎ガルボ
○マジンプロスパー
▲サダムパテック
☆リアルインパクト
△ダイワマッジョーレ
△ザッハトルテ
△サンカルロ
△エピセアローム

●3連複フォーメーション
14-8,10,18-3,6,8,10,12,16,18
15点200円

●3連複ボックス
3,8,10,14,18
10点200円

中山絶好の舞台、アドマイヤラクティ軸。(2013有馬記念予想)

さあ、いよいよ有馬記念当日。
毎年恒例ですが、朝イチから中山競馬場にむかうので、早めの更新です。


中山2500m(過去2年分)データ

●枠番

枠番 着別度数    勝率  連対率 複勝率
1枠  3- 5- 0-16/24 12.5% 33.3% 33.3%
2枠  3- 3- 0-18/24 12.5% 25.0% 25.0%
3枠  2- 3- 2-19/26 7.7% 19.2% 26.9%
4枠  0- 1- 3-25/29 0.0% 3.4% 13.8%
5枠  2- 2- 5-24/33 6.1% 12.1% 27.3%
6枠  4- 3- 2-26/35 11.4% 20.0% 25.7%
7枠  3- 1- 2-31/37 8.1% 10.8% 16.2%
8枠  2- 1- 5-30/38 5.3% 7.9% 21.1%

何の因果か、4枠だけが芳しくない結果に。
1枠が若干良い成績ですが、誤差の範囲内。
枠による有利不利は特段なさそうです。


●血統

種牡馬    着別度数        勝率   連対率   複勝率
ステイゴールド 8- 4- 3-15/30    26.7%  40.0%    50.0%
キングカメハメハ  2- 0- 2-17/21  9.5%   9.5%    19.0%
ハーツクライ  1- 3- 0- 4/ 8      12.5%  50.0%   50.0%
キングヘイロー  1- 2- 0- 4/ 7    14.3%  42.9%   42.9%
ニューイングランド  1- 1- 1- 2/ 5   20.0%40.0%  60.0%

もはや有名な話ですが、中山2500mはステイゴールドの庭状態。
ただ、同様に頭数は少ないデータですが、
ハーツクライも得意としており、
今回のメンバーを見渡すと、妙味のあるのはそちらか。


●結論

本命はアドマイヤラクティ。ジャパンカップは不向きの流れの中、よく追い込んで4着。決して得意な展開ではないのにあと一歩のところまでつめる好内容だった。戦績(2,0,1,0)への中山代わりは大幅なプラス。地力ある父ハーツクライに、さらに重厚な母父エリシオと、いかにもパワーにあふれた血統という裏づけも大きい。今回も中団で馬を見ながら進める枠に入り、どこからでも長くいい脚を使える。今年は、職人ウイリアムスに託したい。

ゴールドシップは期待をこめて対抗に。前2走とも33秒台の上がりが求められる馬場で、まったく向かな
いものだった。今の中山は上がり35秒台での決着が多く、いかにもこの馬向き。今一番追える外国人、ムーアを背に、昨年の再現の可能性十分だ。来年こそは凱旋門賞に挑戦してほしいので、ここでオルフェーヴルに引導を渡すようなパフォーマンスをしてくれると、競馬界も盛り上がる。

オルフェーヴルは人気も加味して三番手。震災後の競馬界に多大なる貢献をしてきた名馬だけに、最後も勝って締めくくってほしいが、そううまくはいかないキャラクター。アクシデントが起こる可能性は、ディープに比べると十分あり、軸にはしない。ただ、気がかりなのは、ほかの馬たちが遠慮しそうなこと。その脚に15億円の保険がかかっているとヤフーニュースでも報じられたが、下手に邪魔をしてはいけない心理が働いてしまうかもしれない。それでは、レースが面白くなくなってしまうので、そこは周りも勝負にこだわった乗り方をしてほしい。

今年最大の狙いはトゥザグローリー。冬場に調子を上げるタイプで、今年は一昨年3着に入った頃の好調を取り戻したとのこと。大物食いルメールも不気味で人気もない。ためてためて、直線どこまで追い込めるか。昨年のオーシャンブルーのような騎乗なら、面白い。

故障休養明けだがウインバリアシオンも侮れない。追い込み効く今の馬場はこの馬に合うはずで、大外一気の追い込みも通用しそう。無欲の騎乗でどこまで。

以下、先行する組ではカレンミロティックが一番強く、デスペラードの横山典の騎乗ぶりにも注目。コース適正あるナカヤマナイトも今回のメンバーなら抑えたい。


◎アドマイヤラクティ
○ゴールドシップ
▲オルフェーヴル
☆トゥザグローリー
△ウインバリアシオン
△カレンミロティック
△デスペラード
△ナカヤマナイト


●買い目
三連複フォーメーション

10-6,13,14-3,4,5,6,13,14,15

15点200円

三連複ボックス

4,6,10,13,14

10点200円

三連単フォーメーション

6,14-10-4,6,13,14

6点500円

6,14-4,6,13,14-10

6点500円

プロフィール

手帖主

中学1年のときに友人に借りたダビスタⅢをきっかけに、競馬の楽しさを知る。

はじめて好きになった馬はマヤノトップガン。97年の天皇賞・春は今でも唯一無二のベストレースだが、当日に中学3年時の文化祭があり、生で見られなかったのが今でも悔やみきれない。

高校1年のとき、サイレンススズカの悲劇を境に一旦競馬との距離を置こうと思うも、グラスワンダーの復活劇に魅せられ再び夢中になる。

その後も地元の関学に通いながら仁川で競馬を見続け、大学卒業後は上京して今は府中が主戦場。

某広告代理店で働くかたわら、このブログを運営中。

間もなく、リニューアルしてより充実の内容でお届けしたいと思っています。

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