とりあえず、AJCCの回顧を。
午前中までには東海Sの回顧を上げて、明日は、川崎記念の予想に備える予定です。

【2014 AJCC 回顧】



ラップ:12.5 - 11.1 - 12.9 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 11.9 - 12.3 - 12.4 - 11.9 - 12.1

●レース総評

馬場は、思ったより内が荒れていた。今週の中山は500万下以上で、内を通った馬が連に絡んだのはどスローのペースで逃げ切ったソムニアシチーのみ。あとは全て外差しが決まっていた。予想通りサトノシュレンがゆったりと逃げ、平均ペースよりややスローで流れたが、内側を進んだ馬は総崩れ。うまく外を回った馬たちの中の差し比べに。その中で、もっとも持続力ある伸び脚でヴェルデグリーンが勝利した。

●各馬短評
1着:ヴェルデグリーン・・
・オールカマーを再現するかのような、大外を回る一気差し。中山はやはり合っているし、外伸びの馬場も向いた。ただ、中山なら軸にできるが、中山以外の競馬場だと半信半疑で扱いたい。

2着:サクラアルディード・・・前走の金杯では、内田騎手で出負けしてちぐはぐな後方競馬。今回ベリーに乗り替わって、スタート後もすんなりと流れに乗れ、仕掛けのタイミングも抜群と、ほぼ完璧な競馬。騎乗内容の差で来れた。ディープ産駒ながら、今の中山で来たことは評価したい。東京に出てくるなら、買いたい一頭。

3着:フェイムゲーム・・・直線、馬群の中を力強く伸びたが、荒れている若干内目を通ったことで届かなかった。ハーツクライ産駒らしいしぶとい伸び脚が、際立っていた。引き続き中山なら、勝負になる。

そのほか、4着のレッドレイヴンの敗因は、プラス20kgかもしれないし、距離かもしれないが、どちらにせよ、G1級ではない。ケイアイチョウサンはまた内を突くも、今回は荒れ馬場に泣いた。ダノンバラードも内を進み沈没。トゥザグローリーは勝負どころで切れる脚が使えなかった。これは、今開催の中山では散々の成績になっているキングカメハメハの血統のせいか、年齢によるズブさのせいかわからないが、今後のことを考えると厳しい。

次走の狙い馬はこの馬!
正攻法の競馬も、今回は内目を通ったことが敗因。春の中山、阪神なら巻き返せるはず。

この馬→
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