現地観戦から帰ってきました。

即写真アップできるアプリを見つけ、ちょっと試してみたいと思い、
遂次、アップしていたのですが、
有馬記念前後はレースに集中してしまい、写真に撮ることをすっかり失念。
更新できませんでした。すいません。

全体の感想としては、いい天気に恵まれ、
オルフェーヴルの最後の雄姿も生で見られることができて、
(馬券以外は)とても満足いく一日。
異様な寒さの中での引退式も、
拍手が鳴り止まない、温かなものでした。


●レース総評:来年の競馬界が心配になる強さ

ラップ:6.9 - 11.1 - 12.3 - 11.6 - 12.4 - 12.8 - 12.4 - 12.0 - 11.8 - 12.3 - 12.6 - 11.8 - 12.3

前半1000mは1分00秒6。同日の同距離、グッドラックハンデキャップの前半1000mの1分05秒台を引き合いを出すのはさすがに極端だが、G1クラスならではの締まったレースになった。その中で、圧勝したオルフェーヴルは、他馬とまったくパワーとスピードが違ったということ。エンジンが規格外であることを改めて証明した。池添騎手の最後まで追い続けた騎乗は、この馬が有馬記念に出走する価値を生み出したと思う。ただ、反面、残された馬たちによる、来年のG1戦線が盛り上がるかの心配も広がった。どんな決着になろうとも、遥か前方にオルフェーヴルの姿があることを想像してしまうだろう。
オルフェーヴルの物語はこれにて終了。数々のサプライズを提供してきた本馬だが、最後は8馬身の圧勝。本当にステキ過ぎる結末だった。


●各馬短評:先行勢カレンミロティックの粘りは秀逸。

1着オルフェーヴル・・・引退レースが、過去最高の勝ち方。これまでいろいろあったが、そこも含めて歴史的名馬。これまでのレジェンドとはまた違った、オリジナリティをもった馬として語り継がれるだろうし、語り継ぎたい。

2着ウインバリアシオン・・・屈けん炎明けで、本当によくがんばった。オルフェーヴルとともに走ったダービー、神戸新聞杯、菊花賞の着順を再現したことに深い感慨を覚える。花道を飾った。

3着ゴールドシップ・・・馬場、騎手が前走よりも大幅プラスに働き、ブリンカーの効果もあったのか、しっかりと最後まで伸びて馬券圏内に。久々に走ったという印象もあるが、今はこれが限界だということも露呈した。明らかに去年よりもパフォーマンスが落ちているし、騎手だけの問題だけではないこともわかった。立て直しが必要。

6着カレンミロティック(次走狙い)・・・厳しい流れの中、比較的上位に残ったのはこの馬だけ。四コーナーでもオルフェーヴルと馬体をあわせた瞬間もあった。今回は展開が向かなかったが、確かな力はつけている。

11着アドマイヤラクティ・・・完全な力負け。激流に飲み込まれ、まったく対応できなかった。過剰人気で面白みのない馬を推したことも含めて大反省です。




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