●レース

ラップ:12.5 - 11.1 - 11.5 - 11.7 - 11.5 - 11.2 - 11.4 - 11.5

少し出遅れ気味のコパノリチャードだったが、それでもすんなり先頭をとれるほど、行く馬のいない展開。もちろん、決して前半速くなく、800mが46.8、後半が45.6なので、上がりの競馬。本来ならば、先行している馬に有利なはずで、4コーナーをまわったときはクラレントの手ごたえも絶好。ダノンシャークも来たときは正直もらったと思ったのだが。。。直線半ばでは後続勢に一気に変わられてしまった。これでは後続勢のほうが強い競馬をしたとしかいいようがない。なかでもトーセンラーの脚は抜けていた。それに、混戦とおもわれた戦前だったが、終わって見れば、2-3-1番人気での決着。多くの競馬ファンの目が正しかった。



●各馬短評

トーセンラー・・・追い込んできた馬の中でも、がぜん際立っていた末脚。4コーナーではもう届かないだろうと思ったのだが、あそこから33.3の上がりを使われたのでは。。能力が違っていたとしか言いようがない。もちろん武豊のあの脚を引き出す騎乗技術も光っていた。人馬ともに対して、脱帽。今後マイル路線に転向するのか注目したい。


ダイワマッジョーレ・・・いつも確実に伸びてくる個人的には好きな馬。今回も内からしっかりとジョッキーの追いに応えていた。小柄な馬ながら、すでに実績は兄ハイアーゲーム以上。まだ4歳。来年の安田記念でもぜひとも好走してほしい。


ダノンシャーク・・・5歳をむかえ本格化してきた感じだったが、勝ち馬と2着馬にはキレ負けしてしまった。仕掛けが若干早かったのだろうか。あとG1に勝つためには、運が必要か。


コパノリチャード・・・単騎で行けたのでよかったが、さすがにこのメンバーだとあとひとつ足りなかった。今後はどこを使うかわからないが、阪神Cなら本命視したい。


クラレント・・・直線途中までは勝ったとさえ思ったが、最後たれてしまった。最近は東京に良績が集中していて、右回りは向かないのか。終始舌を出しながら走っており、川田騎手も追いづらそうな感じだった。気性の問題もあるかもしれない。東京なら引き続き見直しの気持ちで見ていきたい。


ダークシャドウ・・・後方からすすみ直線外に出すふがいない競馬。まったく見せ場がなかった。少しピークを過ぎた感もある。

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