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競馬ブログ3年目。2016年も、去年好評だった人気馬の弱点をとりあげる「買ってはいけない」、人気薄馬の買いどころを探る「切ってはいけない」は続ける予定。また今年は馬券の種類を問わず、いろいろな買い方にチャレンジしていきます。どうぞお付き合いください。

2013年11月

横山典好騎乗。デスペラード快勝!(ステイヤーズS回顧)

●回顧前に。
予想と買い目が間違っていました。発走前にとっさに気づいて変えましたが、元のほうが当たってましたね。無いこととは思いますが、もし、、万が一、、、、丸のりされていた方がいましたら、おめでとうございます(笑)!

●レース総評:先行策で力の違いを見せ付けた。

ラップ:12.7 - 11.3 - 12.5 - 12.1 - 11.9 - 12.3 - 12.4 - 12.4 - 12.6 - 13.0 - 13.2 - 13.3 - 12.8 - 12.7 - 13.2 - 12.6 - 11.8 - 12.4


長!(笑)。いや、ほんとに見ているのも長く感じる、ステイヤーズS。予想通りコスモラピュタの大逃げで、コスモロビンも離れた三番手で絶好位、と思っていたが、すでにその直後にデスペラードが付いていた。あの位置で、しかもハイペースの流れなら、デスペラードの力が1枚も2枚も抜けていたということだろう。横山典は、絶好調の週と、絶不調の週が極端に分かれる騎手だと思っているのだが、今日は、前者だったようだ。


●各馬短評:トウカイトリック、また来年も!

1着:デスペラード・・・ダートで頭打ちだった馬が、芝に転向して、しかも重賞級相手にコンスタントに走り続けているのは、珍しい例。個性派として、もっと注目を集めていい。もっとも、今回は実力が1枚上だった。

2着:ユニバーサルバンク・・・切れ味の活きる流れになり、実力を発揮できた。長距離もこなせることができたのは収穫。

3着:トウカイトリック・・・まもなく12歳になろうというのに。。。人の年齢に換算する方法はいくつかあるが、サッカーでいうならキングカズぐらいの年齢だと思っている。また、来年も?  ぜひ出てきてほしい。

カレンミロティック、ぜひ有馬へ!(金鯱賞回顧)

レース総評:差し馬届く流れも、縦長になりすぎた。

ラップ:12.8 - 11.0 - 12.1 - 11.7 - 11.7 - 12.0 - 12.2 - 12.2 - 11.5 - 12.4

後半に12秒台が出ているように、上がりのかかったラップ。差し馬も十分に台頭できる流れだったが、かなりの縦長の展開になってしまった。おそらく後ろの馬は前半は13秒台のラップを連発しているはずで、これでは後ろの馬は届かない。前半あまりにも追走しなかったのが敗因だろう。
そして、結局好位で進めてきた馬2頭の決着。3着のウインバリアシオン、4着トゥザグローリーも中団あたりに位置していた。勝ったカレンミロティックは、まさに長くいい脚を使うタイプで展開も向いた。ただ、最後も引き離しており、予想以上に強い内容だった。もし有馬記念に出てきても、侮れない勝ち方だった。


各馬短評:ウインバリアシオン間に合った!

1着:カレンミロティック・・・相手なりにしっかりと伸びる、優等生タイプ。レースも上手ですっと二番手につけられるあたり、安定して走る条件を備えている。もしも有馬記念に出るなら騎手は乗り変わるだろうし、面白い存在になりそう。

2着:ラブリーデイ・・・春のクラシックは負けていたが、ここに来て成長してきた。レースセンスも良く、来年に向けて楽しみな馬。

3着:ウインバリアシオン・・・1年5ヶ月ぶりの出走も、この馬らしい差し足を披露した。屈腱炎は再発が心配なので無理使いはしてほしくないが、有馬記念に間に合ったといえるだろう。この馬が出てくれば、さらに層に厚みが増すので、ぜひ挑戦してほしい。

4着:トゥザグローリー・・・この馬なりのパフォーマンスは見せたが、展開がむかず馬券圏内を確保することができなかった。年明けのAJCC、日経賞などでまた活躍を見てみたい。

6着:ムスカテール・・・大事に乗りすぎた。

10着:オーシャンブルー・・・何が歯車を狂わしたのか、まったく見せ場なし。

14着:メイショウナルト・・・あのペースでまったく残れないのでは、素直に力負け。春から使い詰めだったので、立て直してまた来年夏の活躍を期待したい。

冬場で復活、トゥザグローリー(金鯱賞予想)

馬場状態:開幕週から差しバンバン!

すでに行われた2レースを見る限り、どちらも差し競馬。馬群も内ぴったりまわる感じではなく、ばらけて追い込んでくる感じ。先週までの東京とはまったく違うのが面白い。

血統:パワータイプがよさそう。

直線に坂ができてから、最後のひとふんばりが求められる中京の馬場。ムスカテールは東京よりもこちらのほうが合うだろう。

レース展開:スローペース濃厚。

逃げ馬がおらず、直線勝負になりそうだが、スタミナも必要なタフな馬場なので、長くいい脚を使うタイプのほうが、最後競り勝つのではないか。


結論

トゥザグローリーの復活に期待したい。ご存知のとおり、冬場に調子を上げるタイプ。有馬記念を目指すらしいが今年秋三戦目のここが、事実上の目標だろう。京都大賞典では久々の中見せ場十分の直線。天皇賞ではふがいない結果に終わったが、ここでの復活を期待したい。

対抗も同じ厩舎のオーシャンブルー。去年の有馬記念では本命に押して、見事期待にこたえてくれた馬。去年のこのレースも勝っており、同様のローテーションでここを叩いて、有馬記念でも抑えたい。
あがり馬のなかではカレンミロティック。相手なりに走るタイプで、準オープンを勝ち上がったのも強い内容。今回も好勝負できる。

連闘になるが、シャドウバンガードを穴で推してみたい。前走は外から最後までしっかりと追い込んで、実に長くいい脚を使った。中京馬場が合いそうなので、一発狙うとしたらこの馬。

その後は、距離短縮で確実に良化するだろう、メイショウナルト。タフな馬場合いそうな、ムスカテール。母父ダンスインザダークの底力を秘めるラブリーデイ。最後に休み明けだがウインバリアシオンも抑えたい。


◎トゥザグローリー
○オーシャンブルー
▲カレンミロティック
☆シャドウバンガード
△メイショウナルト
△ムスカテール
△ラブリーデイ
△ウインバリアシオン

3連複フォーメーション

12-5,10,11-1,3,4,5,10,11,13

15点200円

善戦続くコスモロビンに期待(ステイヤーズS予想)

JRA最長のマラソンレース。年に一度しか見られないコース設定なので、イメージがわきにくいのが難点。
不確定要素が多いので、中山大障害みたいなお祭り感覚として買ってみたい。

●馬場状態:開幕週だけに、基本内有利。

3R未勝利戦を見る限り、やはり内伸びの馬場。ただ冬の馬場なので、多少重いことも考慮に入れたい。

血統:3000m以上経験のない馬たちは不安。

とくにスタミナ豊富な血統をもった馬は、見当たらない。もちろん、マイネルキッツやトウカイトリックなどは当レースで証明済みだが、最長で2500mあたりまでしか使ってこなかった馬たちは未知数。実力はたしかな、ユニバーサルバンクあたりが、スタミナもってくれればいいが。。

レース展開:デスペラードは最後まで溜めるだろう。

コスモラピュタの逃げで、どこまで離すかに注目。そして、後続の馬たちがどこから追い出すかがポイント。長距離といえば横山典のレース振りが注目だが、デスペラードは人気を考えると大胆なことはしないだろうと予想する。

●結論
アルゼンチン共和国杯4着の実績を評価して、コスモロビンを本命。函館での重馬場の一戦を除き、近走は0.5秒差以内。今年の春には東京2400で天皇賞、ジャパンカップに出走したホッコーブレーヴを下しての勝利。内枠を引いた今回、最後まで脚をためて直線抜け出せる理想的な競馬が期待できる。
対抗は、ユニバーサルバンク。休み明けの前走ラウンドワールドの2着に、内から突っ込んできた内容は強かった。2歳時から強力メンバー相手に挑んできた実績からも、この相手なら勝負になる。
あとは末脚確実なデスペラード、1枠生かしたいフェデラルホール、古豪マイネルキッツ、トウカイトリックも無視はできない。


◎コスモロビン
○ユニバーサルバンク
▲デスペラード
☆フェデラルホール
△マイネルキッツ
△トウカイトリック
△エックスマーク
△セイカプレスト


買い目:3連複フォーメーション
13-1,2,4-1,2,4,5,6,10,11
15点200円

(買い目間違い)
2-1,4,13-1,4,5,6,10,11,13
15点200円です(15:24)

枠順確定!(JCダート考察)

●実に悩ましい・・・・

枠 馬番 馬名          斤量 騎手
1 1  ローマンレジェンド.   57 岩田
  2  グレープブランデー  57 M・デムーロ
2 3  メーデイア.          55 浜中
  4  エスポワールシチー.  57 後藤
3 5  クリソライト.         55 内田博
  6  ホッコータルマエ.    57 幸
4 7  ブライトライン.       57 福永
  8  ワンダーアキュート_   57 武豊
5 9  ナイスミーチュー.    57 小牧
  10  パンツオンファイア.  .57 スティーヴンス
6 11  ソリタリーキング .     57 戸崎圭
  12  ベルシャザール      57 ルメール
7 13  グランドシチー.       57 津村
  14  ニホンピロアワーズ  57 酒井
8 15  インカンテーション    55 大野
  16  テスタマッタ         57 ホワイト

史上最高のメンバーがそろったと評判の高い、今年の、そして最後のジャパンカップダート。しかし、群雄割拠という様相ではなく、おそらく多くの人はホッコータルマエ軸の馬券を買うのだろう。今週ずっと、「それでは馬券が面白くない」と思っていたのだが、入ったのは3枠6番。内にエスポワールシチーが入り、逃げ馬をじっくり見ながらいけるし、グレープブランデー、クリソライトはおそらく後ろからなので、すっと内側にも入れそうだ。軸としての信頼度がますます上がってしまった。。。悩ましい。。。



プロフィール

手帖主

中学1年のときに友人に借りたダビスタⅢをきっかけに、競馬の楽しさを知る。

はじめて好きになった馬はマヤノトップガン。97年の天皇賞・春は今でも唯一無二のベストレースだが、当日に中学3年時の文化祭があり、生で見られなかったのが今でも悔やみきれない。

高校1年のとき、サイレンススズカの悲劇を境に一旦競馬との距離を置こうと思うも、グラスワンダーの復活劇に魅せられ再び夢中になる。

その後も地元の関学に通いながら仁川で競馬を見続け、大学卒業後は上京して今は府中が主戦場。

某広告代理店で働くかたわら、このブログを運営中。

間もなく、リニューアルしてより充実の内容でお届けしたいと思っています。

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